広島大学メールマガジン第15号をお届けいたします。

ぜひご一読ください!

最新TOPICS(6件)

1.学部新入生を対象とした講演会「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました

左上:磯田氏、中央上:茂木氏、右上:中丸氏、左下:池谷氏、中央下:堀川氏、右下:二宮氏

 2026年度「世界に羽ばたく。教養の力」講演会を2026年4月15日から開催しています。本講演会は、全学部の新入生を対象として、スポーツ、芸術、科学など世界で活躍されているリーダーをお招きし、ご自身の知見やスピリッツに触れ、幅広い教養を学ぶものです。

 5月15日から5月27日にかけては、日本史学を専門とする磯田 道史氏(人間文化研究機構国際日本文化研究センター教授)、脳科学者の茂木 健一郎氏、世界的オペラ歌手の中丸 三千繪氏、脳研究者の池谷 裕二氏(東京大学大学院薬学系研究科教授)、ノンフィクション作家の堀川 惠子氏、スポーツジャーナリストの二宮 清純氏にご講演いただきました。


2.米国・アイダホ大学の学生が広島に訪れ、本学の学生と交流しました

 本学は、米国・アイダホ大学と連携して実施する交流事業「Mega Exchange Program for Nurturing Peace and Sustainability Leaders(平和と持続可能性リーダー養成のためのメガエクスチェンジプログラム)」の一環として、2026年5月19日から29日にかけてアイダホ大学の学生を受け入れ、広島での短期プログラムを実施しました。参加学生は、「平和」および「持続可能性」をテーマに、広島の歴史的背景と地域資源に根ざした多角的な学びに取り組みました。

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3.先進理工系科学研究科松村 幸彦教授が世界で26人のみ受賞の国際賞「ヨハネス・リネボーン賞」を受賞しました

 先進理工系科学研究科の松村 幸彦教授が、2026年5月19日~22日にかけてオランダのハーグで開催された欧州バイオマス会議ならびに展示会において、「ヨハネス・リネボーン賞」を受賞しました。

 同賞は1994年に欧州委員会によって設立されたもので、バイオマスからのエネルギー開発に対する多大な貢献を表彰する国際的な賞です。毎年バイオマス分野で卓越した成果を挙げた研究者、技術者に授与されており、設立以来、これまでの受賞者は世界でわずか26人という権威ある賞に輝きました。

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4.霞キャンパスと東広島キャンパスを結ぶ「KASUMI異分野融合研究拠点」ウェブサイトを開設しました

 「KASUMI異分野融合研究拠点」は、医歯薬保健学分野の知が集積する霞キャンパスと、幅広い学術基盤と先端研究が展開される東広島キャンパスを結び、分野の垣根を越えた新たな研究展開を創出することを目的としています。ウェブサイトでは、拠点の概要や、ゲノム編集、生命科学、工学、情報科学など多様な分野との連携による研究活動、参画研究者、イベント情報などをご紹介します。

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5.杉 良太郎氏に第34回ペスタロッチー教育賞を授与しました

 教育学部とペスタロッチー教育賞実行委員会は2026年5月28日、「民衆教育の父」と称えられるヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチーの精神に通じた、優れた教育実践者(団体)を顕彰する「第34回ペスタロッチー教育賞」を歌手・俳優、法務省特別矯正監・厚生労働省特別健康対策監・警察庁特別防犯対策監の杉 良太郎氏に授与しました。

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6.本日、越智学長がテレビ朝日「徹子の部屋」に出演します

 2026年6月10日(水)13時00分~13時30分放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に、整形外科医でもある越智学長が「膝の専門家が教える元気で歩く秘訣とは?」というテーマで出演します。

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広大の研究

産学官連携でデジタルイノベーションを牽引!デジタルものづくり教育研究センター

 デジタルものづくり教育研究センター(以下、センター)は、2018年度に採択された内閣府「地方大学・地域産業創生交付金」および広島県の支援を受け、県主導の「ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム」(以下、本事業)実施機関として設立されました。


 本事業では、研究・開発・生産・消費/サービスといった、ものづくりのバリューチェーン全体のデジタルイノベーションを目指しています。


 本事業の中で、センターは「モデル」という考え方を共通言語とし、アンダーワンルーフでの研究開発による産学連携と人材育成活動を行い、革新的な材料開発や先進的な制御技術の社会実装に取り組んでいます。


 具体的には、地域の産学官連携体制の構築と研究環境を整備し、「材料モデルベースリサーチ」「データ駆動型スマートシステム」「スマート検査・モニタリング」の3つの研究プロジェクトを推進しています。これらの取り組みは、2023年度から交付金による支援を離れ、産業界と大学の支援による自走化に移行しました。

 

 さらに、2023年度には、「地方大学・地域産業創生交付金」に新たに設けられた「展開枠」に採択されました。これは、同交付金事業の目指す地域の産業創出・雇用創出、および特定分野に強みを持つ地方大学づくりをさらに加速・強化・拡大する支援策として新設されたものです。


 これを受け、センターでは上記3つの研究プロジェクトの成果を応用し、今後の自動車産業において重要な電動化対応に貢献する「スマート蓄電池システム開発」「スマート空調システム開発」の2つの研究プロジェクトを新たに立ち上げ、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを進めています。

各研究プロジェクトの詳細はこちら

 

 各研究プロジェクトは、マツダ株式会社などをはじめとする企業が参画する共創コンソーシアムとの連携により展開されています。参画企業からの受託研修生の受け入れをはじめ、全体会議、共同実験、セミナー、測定トレーニングや勉強会などの活動を通して、技術的課題をオープンイノベーションで解決できるエンジニア、イノベーションを実践、リードすることができるプロデューサー的人材などの高度産業人材を育成しています。

デジタルものづくり教育研究センターHPはこちら


 2026年2月には、研究プロジェクトの一つである「データ駆動型スマートシステム」部門長の山本 透プロジェクトリーダー(先進理工系科学研究科教授)らが、第8回日本オープンイノベーション大賞・文部科学大臣賞を受賞しました。内閣府主催の本賞は、企業・大学・自治体などが組織の壁を越えて連携し、社会課題の解決や新たな価値創造につながった取り組みを表彰するもので、本学としては、初の受賞となりました。


 受賞した取り組みである「地方創生を加速する双方向循環型産学共創モデル―技術知と人材の好循環を生み出す地域共創の新機軸―」は、企業が持ち込む地域課題の解決と人材育成を同時に進める仕組みを構築し、新たな産学共創モデルとして実装した点や、大学主導の地域連携として参画企業数が着実に増加していることなどによる実効性・継続性が高く評価されました。

左から木下准教授、坂本副センター長、山本教授、脇谷准教授

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実はすごい!広大

ハイ・インパクトなSDGs関連研究 

 本学は、総合研究大学として、世界トップレベルの多様な研究を生み出し続けています。特に、SDGsへの貢献を全学的な最重要事項と位置付けており、本学の強みである「総合知」を生かし、既存の学問の枠にとらわれない学際的な視点での課題解決に向けて、持続可能な社会の実現に資する研究活動が数多く行われています。


 SDGsは社会的インパクトを測るうえでの「共通言語」といわれています。下のレーダーチャートは、 SDGs関連研究について、FWCI(Field-Weighted Citation Impact:異なる分野間の差を補正した論文の被引用インパクトの指標)の世界平均・日本平均・本学のスコアを示したものです。SDGs関連研究に限らない世界の全論文のFWCIの平均は「1」で、値が1より大きいと、その論文が世界の平均より多く引用されていることを意味します。

出典:Elsevier社製「SciVal」(2025年6月時点)

 

 本学の2019~2023年発行論文におけるSDGs全体(all)のFWCIは1.39で、SDGs関連研究のFWCIの世界平均(1.18)や日本平均(1.13)を上回っています。1.39は平均より39%多く引用されていることを意味しており、質の高い研究が行われていることが示されています。


 SDGsの項目別に見ると、SDG1からSDG16のうち13項目で本学のFWCIが世界平均を上回っています。特に、SDG11(持続可能な都市)、SDG13(気候変動)、SDG15(陸上資源)では、各項目に関連する論文数の国内上位10大学でFWCIを比較したところ、いずれも1位となり、本学のSDGs関連研究が高い重要度を有していることを示しています。

※論文数、FWCIは2019年~2023年。


 これらの成果は、SDGsの枠組みを用いて大学の社会貢献度を可視化する「THEインパクトランキング2025」にも反映されており、本学は国内最多となる7項目で世界トップ100にランクインしています。

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※論文指標の抽出条件 引用データベース:Scopus、文献タイプ:All publication types、自己引用:含む

※研究分析ツール「SciVal」(Elsevier社製)において、SDG17が抽出対象から除外されたため、レーダーチャートはSDG1からSDG16までの表示となっています。

※1本の論文に複数のSDGsが割り当たることがあるため、SDG1からSDG16までの論文数の合計はallの論文数と一致しません。

イベント&お知らせ情報(3件)

1.2026年7月23日(木)23:00まで 瀬戸内海の研究と人材育成の拠点「豊潮丸」の航海継続を支援するクラウドファンディングを実施中です

 生物生産学部では、海洋国家・日本において瀬戸内海に面する拠点大学として、海を知り、海を守り、海に親しむ人材を育て続けるため、クラウドファンディングを実施しています。皆様の温かいご支援により、既に第一目標の400万円を達成しました。この400万円は、小中高生向け航海の燃料代や、緊急に更新が必要な機器、短縮を余儀なくされていた教育航海を本来に戻すための燃料費として活用させていただきます。現在、2025年度に中止した6つの航海の復活を目指し、ネクストゴールに挑戦中です!

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2.2026年6月23日(火)2026年度広島大学女性科学技術フェローシップ制度授与式・講演会を開催します

 「女性科学技術フェローシップ制度」は、科学技術分野で活躍する意欲のある女性の博士課程後期学生を「理工系女性リサーチフェロー」として採用し、学生が研究に専念できる環境を提供するものです。このたび、2026年度に新規採択された学生の証書授与式と、本学の理工系女性研究者による講演会をオンラインで開催します。

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3.2026年5月27日(水)~8月29日(土)「広大の遺跡めぐりクイズラリー」を開催しています

 総合博物館では、開館20周年記念イベントとして、 5/27(水)~8/29(土)の期間、「広大の遺跡めぐりクイズラリー」を開催しています。

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次号は、6月25日(木)頃に配信予定です!

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