広島大学メールマガジン第14号をお届けいたします。

ぜひご一読ください!

最新TOPICS(4件)

1.走る集中治療室!広島大学病院が日本初の高規格病院救急車を導入しました

 広島大学病院は、重症患者搬送に特化した高規格病院救急車を導入しました。心肺補助装置や人工呼吸器を装着した重症患者を安全に搬送できる装備と、遠隔医療機能を併せ持つ「走る集中治療室」とも言える、日本初の取り組みです。

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2.学部新入生を対象とした講演会「世界に羽ばたく。教養の力」を実施しました

左から:柳沢氏野村氏

 2026年度「世界に羽ばたく。教養の力」講演会を2026年4月15日から開催しています。本講演会は、全学部の新入生を対象として、スポーツ、芸術、科学など世界で活躍されているリーダーをお招きし、ご自身の知見やスピリッツに触れ、幅広い教養を学ぶものです。4月24日から5月13日にかけては、睡眠研究の第一線で活躍する柳沢 正史氏(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構教授)、野球評論家で広島東洋カープ元監督の野村 謙二郎氏にご講演いただきました。


3.国内唯一!米国エネルギー省合同ゲノム研究所の大型研究支援に丸山教授の提案が選出されました


 IDEC国際連携機構の丸山 史人教授の研究プロジェクトが、米国エネルギー省の合同ゲノム研究所による2026年度コミュニティ・サイエンス・プログラム大型研究支援公募において、世界14件の採択プロジェクトの一つに選ばれました。

 これまでに、日本国内の研究者が代表となったプロジェクトが採択された例はなく、プリンストン大学、シカゴ大学など世界的トップクラスの研究機関の教授らに並んで採択されました。このプログラムでは、数十万から数百万ドル相当の大規模ゲノム解析、ハイスループットDNAシーケンス、計算資源などの支援が無償で受けられます 。

 採択された研究課題は「未培養Patescibacteria門微生物の地下水における物質循環機能の解明:共生的相互作用の解析を通じて」で、丸山教授のチームは上記の支援を活用しながら最先端の環境ゲノム研究を推進します。

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4.地域の元気応援プロジェクトの取り組みが「住まいのまちなみ賞」を受賞しました

 本学の地域連携推進事業「地域の元気応援プロジェクト」において、戦後広島の歩みを象徴する広島市の市営基町高層アパート6コア自治会と、先進理工系科学研究科の角倉 英明准教授らが協働して取り組むプロジェクトが、一般財団法人住宅生産振興財団主催の「第21回 住まいのまちなみコンクール」において、「住まいのまちなみ賞」を受賞しました。

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広大の教育

「平和の大学」として、未来の平和を創るグローバル人材を育成

 本学は、「平和を希求する精神」を理念の最初に掲げる「平和の大学」として、国際理解を深め、多角的な視点から平和を考えることができる人材を育成するため、全学部生を対象にした全学必修の「平和科目」を2011年度から開講しています。2026年度は「ヒロシマ発平和学」「放射線と自然科学」「医学からみた戦争と平和」などの29科目を開講予定であり、その多くの授業科目が6月から8月にかけての第2タームに実施されます。


 この「平和科目」では、戦争・紛争、核廃絶、貧困、飢餓、人口増加、環境、教育、文化などのさまざまな視点をテーマに平和への理解を深めます。広島平和記念資料館の見学や平和に関する映像作品の視聴などを行ってレポートを書くことを共通課題としており、毎年優秀者を選出し、表彰式も実施しています。

2025年度平和を考えるレポート優秀賞表彰式

 2024年度と2025年度には、被爆者の方から直接証言を聴く「被爆体験講話」を一部の授業内で実施しました。学生からは「どんな資料を見るよりもリアルで、心がえぐられるようなお話であったと同時に、真剣に聞かなくてはいけないと責任を感じた」、「数字だけでは表すことのできない、悲惨で、どうしようもできない状態、においや感覚は、当時を生きていた人にしか表現はできないものの、この感覚を伝えようと努力しないと、いつかは忘れられてしまい、再び原爆投下や紛争などが起きてしまう。もっと当時の状況を知りたくなったし、被爆者の声を聴きたい」といった声が寄せられ、平和についてより深く考える機会となりました。

学生に自身の被爆体験を語る小倉 桂子氏

 

 上記に加え、2026年度からは、多文化・異文化を理解し、さまざまな社会問題を解決する力、地域における課題などを俯瞰し、解決する力を育むことを目標とした「平和共修科目」もスタートしています。


 授業は主として英語で行い、留学生を含む少人数のグループでのフィールドワークにより実際の課題を理解し、グループ・ディスカッションを通じて解決策を提案するプロセスを学ぶなど、「平和科目」と連動した学びを通じて、多文化社会における平和創出の素養を身につけます。2026年度は一部の学部のみが対象ですが、今後順次規模を拡大し、全学部1年次生の必修科目とする予定です。本取り組みは、2024年度に本学が採択された文部科学省「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」タイプⅠ(地域等連携型)の一環として実施するものです。


 さらに、大学院では、大学院共通科目として、国際的目標であるSDGsを理解し、持続可能な発展を導く科学を創出する能力や社会のさまざまな課題を解決する能力を身につけるための「持続可能な発展科目」を開設。学部・大学院を通じて未来の平和を創るグローバル人材の育成に取り組んでいます。

広大の産学連携

広大発ファンドが研究成果を活用するスタートアップ企業を支援!

左から:越智学長、田原副学長、株式会社HIC 滝上社長

 2026年1月、広島県内初の大学発ベンチャーキャピタルである、株式会社ひろしまインキュベーション&キャピタル(以下、HIC)が「HIC第1号ファンド」を立ち上げました。


 本ファンドは、本学を始めとする県内大学の優れた研究成果を活用したスタートアップ企業に投資を行うことにより、広島を中心とする中国・四国地域のスタートアップエコシステムの構築や経済を発展させることを目的としています。地元の地方銀行を中心に、広島県内外の金融機関や事業会社からの出資を元に組成されている点が大きな特徴です。

HIC第1号ファンドの詳細はこちら

 

 HICは、一般社団法人ひろしま好きじゃけんコンソーシアムの100%出資により設立されたベンチャーキャピタルです。HICのファンドを活用した大学発スタートアップへの投資やハンズオン支援を一体的に実施する事業スキームを構築し、地域・社会課題解決に留まらず、日本の産業競争力強化を目指しています。

HICの詳細はこちら


 さらに、本学は大学のシーズの実用化に向けたスタートアップ企業の創出支援も行っています。本学が主幹機関を務める「Peace & Science Innovation Ecosystem」は、中国・四国地域を中心に「平和を希求する精神のもと、世界にイノベーションを生み出す」ことをビジョンに掲げ、起業活動支援プログラムによるGAPファンドの提供や専門家による伴走支援、企業とのマッチング支援などを実施。特に、GAPファンドプログラムへの採択は2025年度までに72件に上り、採択課題から起業に至ったケースもあります。

Peace & Science Innovation EcosystemのHPはこちら

イベント&お知らせ情報(3件)

1.2026年6月5日(金)「特別講演会&ディスカッション コミュニケーション障害分野におけるバーチャルリアリティの応用 ― 吃音研究からの示唆 ―」を開催します

 本講演では、コミュニケーション障害分野におけるバーチャルリアリティ(VR)の活用について、吃音研究を中心に最新の知見を紹介します。VRが評価や支援にどのように応用されているのか、今後の可能性について考える機会となります。

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2.募集期限2026年6月23日(火) 新入生にひとり暮らし応援セットを届けるための寄付を募集中です

 広島で新生活を始める学生を応援したい。笑顔になってもらいたい。そんな想いから、広島の食材をふんだんに使った詰合せを学生の元へ届けるため、学生応援プロジェクト「#ようこそ広大」では、皆様からの寄付を募集しています。

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3.広島大学グローバル博士フェローシップ制度(2026年10月博士課程後期入学予定者)の申請を受付中です

 本学では、博士課程後期学生が安心して研究に集中できる環境を整え、我が国の将来の科学技術・イノベーションに貢献し、世界の未来を担う人材となる博士課程後期学生を支援・育成し、羽ばたかせることを目的として、外国人留学生を研究員として雇用し給与および研究費を支援する「広島大学グローバル博士フェローシップ制度」を設けています。現在、2026年10月に博士課程後期へ入学予定の学生の申請を受付中です。

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次号は、6月10日(水)頃に配信予定です!

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