広島大学メールマガジン第13号をお届けいたします。

ぜひご一読ください!

最新TOPICS(6件)

1.越智学長がエジプト・アラブ共和国のアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領と会談しました

@Spokesman for the Egyptian Presidency

 2026年4月29日、本学の越智学長らが、エジプト・アラブ共和国のアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領(H.E. Mr. Abdel Fattah el-Sisi)を表敬訪問し、会談を行いました。会談には、岩井 文男駐エジプト特命全権大使、ムスタファ・マドブーリ首相、モハメド・アブデルラティーフ教育・技術教育大臣も出席されました。大統領は、日本人の国民性や人間性に深い敬意を抱いており、その源泉となる日本の教育や人づくりの在り方を学び、エジプトに取り入れたいとの強い期待を表明されました。


 今回のエジプト訪問では、広島大学、エジプト・アラブ共和国教育・技術教育省および株式会社スプリックスの三者間でエジプト初等教育教員向けパイロット・プログラムの実施に関する協定および金融リテラシーの教育課程の教育協力に関する協定を締結。さらに、エジプト・アラブ共和国高等教育・科学研究省との国際教育協力協定およびエジプト日本科学技術大学との修士ダブルディグリープログラム実施協定を締結するなど、さまざまな分野における高度人材育成に向けた体制構築が進んでいます。


 本学は今後も、エジプトの政府機関や企業等との連携をさらに強化し、交流を積極的に推進してまいります。


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2.学部新入生を対象とした講演会「世界に羽ばたく。教養の力」がスタートしました

左上:鈴木氏、右上:山極氏、左下:佐藤氏、右下:越智学長

 2026年4月15日から2026年度「世界に羽ばたく。教養の力」講演会がスタートしました。本講演会は、全学部の新入生を対象として、スポーツ、芸術、科学など世界で活躍されているリーダーをお招きし、ご自身の知見やスピリッツに触れ、幅広い教養を学ぶものです。4月15日から22日にかけては、動物言語学、主に鳥の鳴き声やコミュニケーションの研究を専門とする鈴木 俊貴氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)、ゴリラの研究で知られる山極 壽一氏(総合地球環境学研究所所長、京都大学前総長)、元外務省主任分析官で現在は作家として活躍されている佐藤 優氏にご講演をいただいたほか、本学の越智学長による講演も行われました。


3.2026年NERPS国際会議「NERPS 2026 Conference in Tokyo」を開催しました

 本学のSDGs活動の拠点であるFE・SDGsネットワーク拠点(Network for Education and Research on Peace and Sustainability、以下NERPS)は、2026年3月4日から7日にかけて、東京の国際連合大学と共同で、2026年NERPS国際会議を開催しました。


 本国際会議は、学生、研究者、実務家が一堂に会し、平和で持続可能な未来に向けたトランスディシプリナリー研究および協働のためのパートナーシップの構築を目的として、NERPSが2022年より毎年開催している国際学術会議の第5回目に当たるものです。

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4.世界初、小児がん患児専用治療支援VRソフト「はたらく細胞VR」が完成しました

 広島大学病院が3年以上かけて開発を進めてきた、小児がん患児の治療への意欲を高め、頑張る力を引き出す世界初の治療支援VR(仮想現実)ソフト「はたらく細胞VR」が完成しました。


 広島大学病院は中国・四国地区唯一の小児がん拠点病院です。小児がんは毎年2,000人以上が発症しており、がん細胞を完全に死滅させなければならないため、非常に激しい治療に耐えることになります。子どもたちはなぜ治療が必要なのか十分に分からないまま、長期の入院生活を余儀なくされるケースもあり、メンタルケアの重要性が指摘されています。ソフトのシナリオ作成などの監修を行った小児外科の佐伯 勇診療准教授は記者説明会で、「楽しく遊ぶことで、からだの中では細胞たちが、薬の力も借りてがん細胞と闘っていることを知って前向きになり、治療にも良い効果が出るとうれしい」と語りました。


 この取り組みは大きな注目を集め、テレビや新聞など、さまざまなメディアで紹介されています。

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5.THEアジア大学ランキング2026で国内トップ10にランクインしました

 

 イギリスの高等教育専門誌Times Higher Educationが2026年4月23日、「THE Asia University Rankings 2026(THEアジア大学ランキング)」を発表しました。本学はアジアでは154位、国内では10位にランクインしました。


 本ランキングは、教育、研究環境、研究の質、産業界への貢献、国際性の5つの指標によって評価され、本学の総合スコアは前回から2ポイント上昇しました。200位以内にランクインした国内大学のスコア上昇幅を比較すると、本学は2年連続で最大となっています。総合スコアの上昇に大きく貢献した研究の質の項目では、過去5年間におけるトップ10%論文数の増などが評価につながりました。

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 同じくTimes Higher Educationが4月22日に発表した「THE Awards Asia 2026」においては、本学がエントリーした10部門のうち、5部門がファイナリスト(大賞候補)にノミネートされました。前回に引き続いての大賞受賞には至りませんでしたが、今回国内でファイナリストに選出された大学は本学のみであり、本学の取り組みが国際的な評価を得ている証といえます。

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6.NHK総合「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?」に広島大学病院のスタッフが出演しました

 広島大学病院リハビリテーション科の三上 幸夫教授と腫瘍外科の岡田 守人教授、多職種の病院スタッフが、2026年5月2日放送のNHK総合「知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?」に出演しました。番組では、「がん克服のカギ」というテーマの一部として、広島大学病院におけるがんリハビリの取り組みを紹介。術後翌日からリハビリをするカギとして、手術の前からリハビリを行っていることなど、実際の肺がん患者のケースで、がんリハビリのポイントを解説しました。


 現在、NHKオンデマンドで視聴できますので、興味のある方はぜひご覧ください!(視聴には料金が発生します)

視聴はこちらから(NHKオンデマンドのHPに遷移します)

広大の研究

広島大学の強みを生かし、地域中核・特色ある研究大学としての使命を果たす

 本学は2023年度に文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」(J-PEAKS)に採択されました。地域中核・特色ある研究大学として、日本全体の研究力を向上させ、新たな価値を創造しています。


 J-PEAKSは、大学ファンドによる国際卓越研究大学への支援と並行して日本全体の研究力の発展などを牽引する研究大学群の形成を目的としています。1件あたり約5年間で55億円の支援という、これまでにない規模の大型支援事業です。


J-PEAKS採択時のお知らせ記事はこちら


 本事業において、本学では、世界的に稀少な紫外線(UV)領域の放射光による可視化技術を基盤として、半導体・超物質分野、再生・細胞医療・創薬分野の融合研究領域を中心に、研究力向上戦略を推進する「放射光による物質の視える化技術を核とした半導体・超物質及びバイオ領域融合型産業集積エコシステムの実現」に取り組んでいます。

中核拠点となる本学の放射光科学研究所

 

 国際的に卓越した研究の強みや、広島・瀬戸内地域が有する環境・資源などを生かし、自治体や産業界との共創によって世界中の「知」を結集し、グローバルとローカルの両視点で国際展開型の地方創生モデルを構築・展開。本学の放射光科学研究所や半導体産業技術研究所を中心に、国内外の研究機関や自治体等とも連携しながら、人材、知財、資源の円滑かつ効果的な循環を推進するハブとなり、異分野が融合するエコシステムの形成を目指します。

事業の概要図。多数の大学・機関と連携して取り組みを進めています

 

 事業の一環として、産学官による連携組織「せとうち半導体コンソーシアム」では、我が国の半導体産業の再興とさらなる発展に貢献するため、先端エレクトロニクス研究の推進と半導体関連産業全体を担う高度専門人材の育成に取り組んでいます。参画企業は2026年4月1日時点で35社となっており、今後もさらなる拡大を予定しています。


 連携大学である神戸大学の先端膜工学研究センターは、世界トップレベルの革新的な膜技術の応用により、工場の廃水を再利用可能な水質に浄化する高性能な膜を開発しています。せとうち半導体コンソーシアムは、その技術を社会実装するための絶好の実証の場となっています。

せとうち半導体コンソーシアムHPはこちら

 

 2026年3月2日には、「広島大学J-PEAKS国際シンポジウム2026」を開催し、事業の進捗報告を行った他、海外連携校である米国・アリゾナ州立大学の招待講師による講演や、本学の重点拠点である放射光、半導体、キラルノット超物質、創薬・細胞再生医療、ゲノム編集などの分野から研究紹介が行われ、放射光科学を起点とした異分野融合研究の可能性について活発な議論が展開されました。100人を超える参加者が異分野融合による研究の新たな可能性について議論する機会となりました。

「広島大学J-PEAKS国際シンポジウム2026」詳細はこちら

 

 J-PEAKS事業を通じて、先端的な研究機器を整備し、学内外の研究者が広く有効活用できるよう、共同利用の仕組みづくりにも取り組んでいます。今後も国際的な研究ネットワークの強化と異分野融合研究を推進し、イノベーション創出を加速してまいります。

本事業のHPはこちら

実はすごい!広大

医系科学研究科の二川 浩樹教授が2026年春の紫綬褒章を受章しました

 2026年春の褒章において、医系科学研究科の二川 浩樹教授が紫綬褒章を受章しました。


 これまでに紫綬褒章を受章した本学関係者は、越智学長をはじめ10人で、二川教授で11人目。また、医療分野における紫綬褒章の受章実績を有する大学は中国地方では本学のみで、二川教授が5人目となります。さらに、同分野における自大学出身者の受章については、中国・四国地方では本学が唯一となり、4人目の受章です。


 二川教授は、歯科医療における口腔内の殺菌・抗菌の研究を続ける中で、対象物の表面に塗布するだけで簡単に抗菌・抗ウイルス成分を固定化し、その効果を長期間持続させることが可能な固定化消毒成分「Etak(イータック)」を開発しました。

紫綬褒章を受章した二川教授


 本開発により、抗菌化スプレーとして製品化され、広く感染症対策に寄与するだけでなく、乳幼児向けの抗菌・抗ウイルス加工製品としても展開され、乳幼児の感染リスク低減と保護者の安心感向上にも寄与しました。

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 紫綬褒章の他、本学のさまざまな受章・表彰の実績は以下からご覧いただけます。

本学の受章・表彰実績の詳細はこちら

ええね!広大生

 本学には、学内外で多様な活動を行う在学生や、各分野で活躍する卒業・修了生が多数います。そんな、思わず「ええね!」と言いたくなる広大生たちの活動をピックアップしてお届けします。


1.体育会陸上競技部の山本 匠真さんが「織田幹雄記念国際陸上競技大会100m男子」で優勝しました

高野 みや様提供

 2026年4月29日、広島広域公園陸上競技場で第60回織田幹雄記念国際陸上競技大会が開催され、100メートル男子にて、体育会陸上競技部の山本 匠真さん(大学院先進理工系科学研究科博士課程前期2年)が10秒37で優勝しました。

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2.校友会学生チームがクラウドファンディングのご寄付を原資とした「規格外農産物の配布会」を開催しました

 

 2026年4月7日、東広島キャンパスで、本学学生を対象とした「規格外農産物の無料配布会」を開催しました。長引く物価高騰の影響を受ける学生の経済的負担を少しでも軽減することを目的に、広島大学と広島大学校友会学生チームが連携して立案したものです期間中、145人の方から、当初の第一目標を上回る総額3,766,700円のご支援をいただきました。

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イベント情報

2026年5月30日(土)、31日(日)「海洋文化都市くれ海博2026」を開催します

 呉市・広島大学 Town & Gown 構想推進に向けた取り組みの一環として、2026年5月30日(土)、31日(日) の2日間、大和ミュージアムおよび周辺広場(メイン会場)と広島大学生物生産学部附属練習船基地/海洋・海事未来研究所で「海洋文化都市くれ海博2026」を開催します。

      

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次号は、5月27日(水)頃に配信予定です!

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