広島大学病院が3年以上かけて開発を進めてきた、小児がん患児の治療への意欲を高め、頑張る力を引き出す世界初の治療支援VR(仮想現実)ソフト「はたらく細胞VR」が完成しました。
広島大学病院は中国・四国地区唯一の小児がん拠点病院です。小児がんは毎年2,000人以上が発症しており、がん細胞を完全に死滅させなければならないため、非常に激しい治療に耐えることになります。子どもたちはなぜ治療が必要なのか十分に分からないまま、長期の入院生活を余儀なくされるケースもあり、メンタルケアの重要性が指摘されています。ソフトのシナリオ作成などの監修を行った小児外科の佐伯 勇診療准教授は記者説明会で、「楽しく遊ぶことで、からだの中では細胞たちが、薬の力も借りてがん細胞と闘っていることを知って前向きになり、治療にも良い効果が出るとうれしい」と語りました。
この取り組みは大きな注目を集め、テレビや新聞など、さまざまなメディアで紹介されています。